近頃のもあちゃんは、らくがきちょうにクレヨンで絵を書いて遊ぶ。クレヨンの色に合う果物などの名前を覚えたので、そのコトバを一部発声しながら描いていく。
つまり、アッポゥ(りんごの発音はネィティブなのだ!)は赤色のクレヨン、バナナは黄色、雨は青、オレンジはオレンジ色、なしは茶色、ぶどうは紫色のクレヨンを持って描いていく。
まだ、その形そのものが描けるわけではないので抽象画の域を出ないが、クレヨンを左右にしか動かせなかった数ヵ月前に比べ、技法は飛躍的に進歩している。あらゆる方向から線を描き、丸に近い形も描けるようになってきた。
また偶然だと思いたくないが、緑の林、青い川、荒々しい赤い岩、遠くに見える紫の山の稜線のある山水画風の作品も描いており、その感性に驚嘆するばかりだ。
…なんちゃって。