シミチョロ

懐かしい響きがする「シミチョロ」。
これは、シュミーズchemise（またはシミーズ）がスカートからチョロっと出ている様だ。本来シュミーズとは、肩からひもで吊り胴から大腿部までを覆う女性用下着、いわゆるスリップのことだが、昭和の後半、これをちチラッと見せるファッションが流行った。
東京ミッドタウンで洋服を見ていたもあちゃん。突然、花柄のある白いワンピース（110cm）が目に止まったらしい。しかし、そのままでは下着が透けてしまう。そこで店員さんが提案したのは、ワンサイズ大きめの120cmの淡いピンクのシュミーズを合わせ、「シミチョロ」にすることだった。
試着したもあちゃんは気に入り、そのまま着て帰ることになった。チラッと見える「シミチョロ」の意味も知らずに…。