そろそろ、「そら豆」がスーパーの店頭に並ぶ季節になってきた。
週末に恵比寿三越を見ていたら、ココロ引かれる「そら豆」があったので衝動買いしてしまった。実は買った「そら豆」は食べ物ではなく、ガラス工芸なのだ。
長さ70mm×幅45mm×高さ40mm。透過性のある緑色のガラス製。手に持つと少しずっしりと重く、思わず手の中で回転させてしまう。ペーパーウェイトとして作られているが、オブジェとしても面白いと思う。
作者は、「さじみさ」さん。個展を中心に生活の器やオブジェなどを制作している。愛知県瀬戸市の出身だが、大学卒業後陶器ではなくガラス工芸の道に進んだということだ。
工芸品や美術品に限らず、自分のココロと波長が合い共振する瞬間がある。購入に至る行動は、単に「そら豆」が好きだから、という理由だけでは説明がつかないのだ。