静岡市駅前にある静岡市美術館では、9/1(土)~10/8(月・祝)まで「フィンランドのくらしとデザイン」が開催されている。
フィンランドの民族的叙事詩『カレワラ』を題材にした画家アクセリ・ガレン=カレワラの絵画や、ヘルシンキ中央駅を設計した建築家エリエル・サーリネンの作品を通して、モダンデザイン基礎となった世界観に触れる。その基礎の上に登場した建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルトの家具や照明、カイ・フランクの量産型食器、マリメッコ社のカラフルなテキスタイルなど、約350点が展示されている。
また、ムーミンの生みの親トーヴェ・ヤンソンのムーミンの挿絵などの原画や油彩画の自画像も展示されている。会場を速足で駆け抜けたもあちゃんも、この場所では立ち止まり、ママにムーミンの絵本を読んでもらった。
会場の外では、ムーミングッズに人だかりの山だった。もあちゃんはリトル・ミィの万華鏡をおねだりし、虫の眼で見たような不思議な世界を楽しんだ。フィンランドのムーミン谷にまでは行けないが、この展覧会で親子ともに少しだけ雰囲気を味わえたのではないかと思う。