「こどものにわ」展

_mot-art-museum.jpg東京都現代美術館では、乳幼児から大人まで楽しめる「こどものにわ」という体験型・参加型のアート展が開催されているので、夏休みに行ってみた。会期は10/3(日)までなので、まだ間に合う。
5組の若手アーティストと建築家が、こどもの認識世界や心象風景に着目して制作されたものだという。写真は、フラッシュと三脚を使わず、また動画でなければ撮影が可能だが、ブログなどの掲載する場合は決められた表示をしなければならず多少面倒だ。
各作者(敬称略)別に展示概要は次の通りだ。
大巻信嗣:吊り下げられた丸い球体に修正液等で白い花を描写。さらに、フェルトの床一面にカラフルな顔料で描かれた花畑が出現するも、8月時点でも顔料が剥がれ落ちる程度が激しく、ほとんど跡形がないのは残念。
出田郷:縞模様の光のアニメを抜け、鏡をはめ込んだ床を歩くことで光が前方に反射する作品に。
サキサトム:色彩豊かな映像と誰もいない子どもの部屋のファンタジー映像を放映。
KOSUGE1-16:針金で作った大きな木、巨大サッカーゲーム、自転車こぎで動くゲーム。
遠藤幹子:広場のような空間に置かれた巨大な黒板。もあちゃんはチョークで波(自称)を描いた。
Wall-art.jpg会場を出た所にに、壁一面にカラフルなシールを取ったり貼ったりする来場者が作るアートがあり、もあちゃんはこれでしばらく楽しそうに遊んだ。
子どもは広い空間そのもの、シンプルな反応、自由な創作などを好む。子どもの年齢にもよるが、少し概念的になりすぎた作品がなかったか、足を伸ばして確認してみるのも楽しみ方のひとつだろう。
東京都現代美術館
・東京都江東区三好4-1-1  03-5245-4111 
・地下鉄半蔵門線9分他
・「こどものにわ」:2010年7月24日(土)~10月3日(日)
・入場料 大人1,100円

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