銀座教文館に行った際、もあちゃんは「ことわざかるた」をほしいと言い始めた。
理由を聞くと、「かるたをもっていないから…」とのこと。確かに、何らかカードのようなものはあったが、「かるた」そのものはない。
「ことわざかるた」は『クレヨンしんちゃん ことわざかるた』、『ちびまる子ちゃんのことわざかるた』などのキャラクターものを始め、数種類発売されている。さんざん迷って買ったのが、『クレヨンしんちゃん ことわざかるた』。クレヨンしんちゃんは名前を知っている程度で、特別好きというわけでもないが直観的にこれに決めた。
“『ちりも つもれば やまとなる』『ゆだんたいてき』など、幼稚園から小学生低学年が対象としたことわざが、クレヨンしんちゃんのイラストで学べる知育カルタ”という触れ込みだが、あのクレヨンしんちゃんがキャラクターになっていることを忘れてはいけない。パッケージには、『あたまかくして しりかくさず』があり、これは良しとしよう。しかし中のカードの「け」には、『げいは みをたすける』とあり、芸でななくその道の“ゲイ”のイラストになっている。
さすが、クレヨンしんちゃん。ユーモアやギャグで困難を乗り越えることも必要なのだろう。