桃子ちゃん!

8/6、もあちゃんママの弟の伸ちゃん家族に産まれた赤ちゃんの名前が決まった。
名前は『桃子』ちゃん。夏生まれにふさわしいカワイイ名前だ。
以下、そのメールを紹介する(一部省略や改あり)。
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赤ちゃんの名前は『桃子』に決まりました。
桃子の誕生から一週間が経ちました。
おかげ様で、ママは明日退院です。
皆さまからの声援、お祈りに心から感謝いたします。
病院に泊まってママと桃子のお世話、諸々の手続きなど、
初めてのことの連続で、とても充実した、そして長い一週間でした。
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さらに続けて、以下の近況の報告があった。


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桃子は腕の点滴は外され、あとは両足首の電極(脈拍数と血中酸素飽和度(SpO2)の監視用)と、経鼻チューブだけ。
出生時に2020gあった体重は、生理的体重減少により、1900g台に落ちている。満期産で産まれた赤ちゃんよりも、体重の回復には時間が掛かると思われる。
体重といえば、3つ並んだ保育器の赤ちゃんのなかで、桃子はいちばん小さい。隣の『唯人くん』は3600gもあるし、その隣の女の子は3100g。赤ちゃんは『正常』な大きさであっても、何らかの問題があってこの『新生児・未熟児室』にやってくる。
桃子のお世話ーおむつ交換、授乳から『げっぷ』まですべてを保育器のなかで行う。
おむつ交換のときの桃子は大人しくて、とてもやり易い。もっと足をバタバタさせて大変なことになるものとばかり思っていた。
きっと不器用な『新米パパ』を気遣ってくれているのだと思う。
そういえば、初めての授乳のときもスムーズに飲んでくれた。
担当看護師Cさん曰く『空気をよむコ』らしい。
うんちは『正常』な固さ。(ヒトではないけれど)以前保護した何匹かの仔猫たちは、みんな最期にはひどい下痢をして息を引き取ったのを思い出す。だから、健康な証拠である適度な固さのうんちは、本当に嬉しい。
一生懸命ニプルに吸い付く桃子。息継ぎもせずに、一気に飲もうとするから、息が苦しくなってしまう。すぐにSpO2の異常を示す警報音が鳴り響く。
授乳中にすぐに眠くなってしまい、そうなると残したミルクは『経鼻』になってしまう。出来るだけ、口から飲んで欲しい。看護師は『こうやって起こすといいですよ~』って言いながら、足裏をかなり力一杯刺激する。思わず泣き出してしまう桃子。可哀想であの強さでは出来ない…。結局、最後は経鼻チューブのお世話になる。
あとは看護師さんにお任せして、3時間後の授乳までママの病室かデイルームで過ごす…。
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伸ちゃんが言うように、最初の1週間はとても長く、初めてのことで戸惑ったが、貴重な充実した時間だったことを思い出す。しかし、矢継ぎ早に起こる次のできごとへの対応でその時の記憶がかすれてくる。睡眠不足も手伝って、写真を撮っても、記録しても振り返ることすらできなかった。ようやく振り返る余裕ができたのは半年経ったころだった…。
『新米パパは50歳』が、もあちゃんが産まれて半年後から更新頻度が高まるのはそのためだ。

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