7月の敦賀の夏休みでは、たくさんの思い出ができた。いくつか書いてきたがまだ全部ではないので、ここでまとめて紹介する。
◆どこでも海苔巻き
敦賀での宿泊先朝食は和洋食のバイキングだった。福井特産のサバ焼き、花らっきょう、へしこ(塩辛い)などは、何度でもお代わりしたい料理だ。
しかしもあちゃんは、どんなに料理の種類があっても、白ごはんと味付けのりでほとんどことが足りる。その日も、味付け海苔をご飯を少しずつ巻いて、海苔を4~5袋も平らげた。せっかく他にも美味しい料理があるのに…と思うのはきっと親だけで、子どもは海苔巻自体が遊びで、楽しくて仕方がないのだろう。
◆マツブロッコリー
気比神宮の境内周辺には松があり、地面には松ぼっくりが落ちている。
いとこの柚(ゆう)くんは、松ぼっくりのことを「マツブロッコリー」と言い、たとえそれが言い間違えだとしても、マツのブロッコリーのようなものだと妙に納得してしまった。
通常の松ぼっくりの他に、少し壊れやすいバラの花のような松ぼっくりを拾い、大事に東京まで持ち帰った。ママは以前、気比の松原の松ぼっくりを拾い集め、金や銀のペンキのスプレーを吹きつけてクリスマス用のオーナメントを作ったことがあるそうだ。
今年のクリスマスには、この松ぼっくりをオーナメントにし、もあちゃんが飾りつけするかもしれない。
◆砂の彫刻
水島海水浴場では、大学生らしき若い集団が記念写真を撮ろうとしていた。
集団の前には、砂に埋もれた男性が横になっている。たまたま場所を移動してきたpapa50がこの前を通った時、カメラのシャッターを押してほしいと頼まれた。あまりに楽しそうな光景だったので、papa50のカメラでも撮影して良いか撮影許可を求めたところ快諾された。
その砂に埋もれた男性の写真がこれ。大の字に横たわり砂に埋まっているが、かなりデフォルメされた砂の彫刻ならぬ砂埋めになっている。
古いシンプルなイタズラが、かえって新鮮だ。