5月からの子会社出向以来、夜7時前はおろか8時台に帰宅できる日は、1週間に1日あるかないかだ。
9時を過ぎると基本的にもあちゃんは寝ているので、コミュニケーションは取れない。唯一のコミュニケーションの時間は朝、とりわけ一緒に食べる朝ごはんの時間だ。
パンを切ったり、昨日の出来事を聞いたり、今日の予定を聞いたり…。そうしていると、パパの右の太ももが重くなっていることに気づく。ふと見ると、もあちゃんの左足がパンツの上から太ももにのっているではないか! これが意外と重たい。ちょっと行儀は悪いが、ちょうどよい足の置き場が見つかったこともあり、足によるスキンシップとも言えるものだろう。
そもそも、子どもはこのように親を踏み台にして成長していく。成長できるなら、いくらでも踏み台になってあげててもよい。ただ、年代モノの踏み台が壊れてしまっては元も子もないが…。