フレブルのプーちゃんの早朝の散歩はまだ薄暗い。薄暗い中で思いのほか目立つのは、透明のラッパことエリザベスカラーだ。
今年後半、左目1回、左目で2回目の、軽度の角膜上皮びらんになった。豪徳寺なみき動物診療所で処方してくれた外用薬は「血清点眼」だ。
血清は、プーちゃんの首元から血液を採取し、遠心分離器にかけて赤血球や白血球の成分と、水のような成分(血清)に分離し、不純物を除くなどして約1時間ほどででき上がる。血清は涙に最も近い点眼で、角膜の傷に良く効くという。
4時間置きに1日6回程度点眼するが、涙と同じ成分なので何回点眼しても良いという。ただし、防腐剤が入っていないため、冷蔵庫で保管し2週間程度で使い切る必要がある。血清点眼の費用は、1本500円だった。
この点眼で、目薬を差した時のかぶれが引き、閉じ気味の目も開き始め、急速に良くなっているようだ。