食卓の上のシーリングライトの寿命がきた。
これまでは、ガラスを貼り合わせたような三角形のカサのデザインだったが、購入から8年以上経過し、発熱でカサを止めるプラスチックのネジの部分が粉々になってきていた。
今回選んだのは「ペンダントランプ」。ブラウンの鳥の羽根をイメージしたアクリルビーズが取り付けられ、少し豪華な印象だ。また、透明の電球を取り付けたら、ビーズ明かりが漏れて幻想的な雰囲気を醸し出した。もあちゃんも気に入ってくれた。
実はこの照明の値段は8,800円。ペンダントランプの世界では、デンマークの建築家ポール・ヘニングセンの頭文字を取った1958年設計の「PH5」が有名だが、これは値段が約8万円台と約10倍だ。しかし、反射光によって優しく光り、金属のカサでも光が透過しているようにキレイな名作だという。当面は8,800円のランプの下で、終わりのない検討が続きそうだ。