幼稚園の前園長で、現在は日本女子体育大学教授二階堂邦子さんの講演をママが聴いてきた。テーマは「生きる力を育てる~絵本を通して考える、子育てに大切なこと~」というものだ。
パンフレットには、「生きる力」を次のように説明している。
・いかに社会が変化しようと自分で課題をみつけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力
・自ら律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性
・たくましく生きるための健康や体力
そして、「子どもに伝えたいこと」の参考になる絵本、「子育てのヒント」になる絵本の紹介がそれぞれあり、すぐに購入してみた。幼児教育の専門家お墨付きの絵本は以下の通りだ。
<子どもに伝えたいこと>
●『いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」』(草場一寿作、 平安座資尚 絵)
●『ヤクーバとライオンⅠ.勇気』(ティエリー・デデュー作、 柳田邦男訳)
●『ヤクーバとライオンⅡ.信頼』(ティエリー・デデュー作、 柳田邦男訳)
<子育てのヒント>
●『ぎゅっ』(ジェズ・オールバラ)
●『てん』(ピーター・レイノルズ著、谷川俊太郎訳)
優れた絵本は、人の生き方の核心をつくことがよくある。「たかが絵本、されど絵本」とつくづく思う。