斜向かいの家の垣根でえ大きなクモを見つけた。小さい頃、田舎では頻繁に見かけたが、今ではすっかり見かけなくなったクモだ。せっかくなので、ちょっと嫌がるもあちゃんと一緒に観察した。
写真は腹部の方向からしか撮影できなかったが、全体に鬼の服のような黒と黄の縞模様があり、思わず「鬼グモ?」とつぶやいてしまった。ネットで調べたら、どうやら「コガネグモ」のメスらしいことが判明。オスはもっと小さく茶色一色だという。「オニグモ」は、大型でタランチュラのようで気持ち悪いクモだった。
足まで含めた体長は6㎝位。頭を下に下げているが、血(のようなもの)は頭にのぼらないのか? 前足と後足は見事なX状になっている。クモの巣にはより太いジグザグの模様がある。ウィキペディアによれば、これは偶然にできたものではなくクモが姿を隠すための「隠れ帯」だそうだ。実際にその効果があるかどうかは分からないというが、昆虫が作り出す摩訶不思議な幾何学的デザインだ。