夏休みの課題は多かった。夏休みの学習帳にも夏のモチーフを描くスペースがある。
8月30日の土曜日、まだ描けていなかった「ひまわり」の絵を描きに外出した。すぐ近くの公園脇の駐車場を取り囲むようにひまわりが咲いている。実物を見て描き始めたら、蚊が10匹以上襲来した。代々木公園が発祥の起点となったデング熱を思い出し、早々に切り上げた。
デング熱は人から人へは感染しない。海外での感染者が帰国し、感染者が公園周辺でシマシマ模様の蚊=ヒトスジシマカに刺され、感染者を刺した蚊が複数の他の人を刺して感染が拡大する。
刺されてから数日後に40度近い高熱、関節や筋肉の痛み、発疹などが現れて、風邪やインフルエンザとよく似ているが、熱が何日も続いて目の裏が痛い場合は、デング熱が疑われ病院に行った方が良いという。
そもそも痛みをかばう姿が気取った感じに見えるため、スペイン語で「気取った人」を意味する「デング」と名付けられたようだ。
ヒトスジ縄ではいかないヒトスジシマカの話だ。