軽井沢は浅間山が近い。2日目は快晴で雲がかかった浅間山が良く見えた。
実は翌日の午前8時過ぎ、雪が降った森の中にママが突然動く動物を見つけた。それはなんと「ニホンカモシカ」だった。
軽井沢野鳥の森「ピッキオビジターセンター」ガイドのチームリーダー柳原さんに聞くと、推定年齢1~2歳のオスで、県境に見られる黒い毛並みのカモシカとのことだった。話によれば、カモシカは500m×1kmほどの広さの中にオスとメス1頭ずつ生息し、縄張りをもっているそうだ。このカモシカが縄張りをもっていないとすれば、木の冬芽のエサが不足して来年生きているかどうかはわからないという。自然の環境は厳しい。
ガイドさんに名前を付けて良いと言われたので、もあちゃんは「ノエルくん」と命名した。クリスマスに近い日に会えたカモシカだからだ。カモシカの寿命は約20年。それを超えていきてほしいものだ。