2009年春、東京の桜の開花は3/21(土)だった。今年は3月になってから気温が高い状態が続き、気象庁の予想より早まった。
ところが今年ほど開花から満開(見頃)になるまでに時間のかかった年はなかったのではないかと思う。3月初旬の暖かさとは裏腹に、後半しばらくは2月頃の寒さに戻ってしまったからだ。
そもそも開花とは靖国神社のソメイヨシノの標準木が5~6輪咲いた状態、満開とは花芽の80%以上開花した状態をいうのだそうだ。だとすると、“開花”は咲き始めでほとんど咲いていないということだから、この開花宣言をもってすぐに花見をすると風邪をひくことになる。幼児と一緒の場合は特に気をつけたいところだ。
3/21の開花宣言から、羽根木公園の桜の開花状況を撮ってみた。開花予想を行う基準木は、東京の開花実態に合わないのではないかという疑問も持ちつつ…。
3/21(土)開花宣言日 比較的早めに1分咲きしている木のつぼみ。
3/28(土)開花宣言1週間後でも2分咲き。寒い中場所取りをする人たち。
3/29(日)開花宣言8日後でも1~2分咲き。
4/2(木)開花宣言12日目。4/1から春の陽気が戻り5~6分咲きに。
4/3(金)開花宣言13日目。6~8分咲きに。明日は花見を予定。