もあちゃんとパパの最近の会話は、「山!」「川!」のような合言葉になっている。
パパが「パパ」と言うと、もあは口角をあげてほくそ笑んで「ママ」と答える。パパが「おとうさん」というと、もあは同じく「ママ」と答える。パパが「父ちゃん!」というと、もあは同じく「ママ」と答える。もあが「ママ」という度に、パパが「え~ん。違う、違う!パパ!」というと、今度はゲラゲラ笑って「ママ」と答える。もちろん、「ママ」というと、当然のように「ママ」と答える。
最近のもあちゃんは、頑なに「パパ」と言わない。「パパ」という言葉を偶然に発した意外、いまだパパをパパと呼んだことはないが、パパがパパであることはきっと分かっているに違いない。その上でパパとは言わない確信犯のようなスゴイやつなのだ。
もあちゃんは、ここ10日間以上風邪気味でママにべったり。また、卒乳が近いのを感じ取って、これまで以上に「ママ」にこだわっているのかもしれない。パパが早くパパと言われるように存在感を示していきたいが、男女比=1:3(ペット含む)で女性が優勢なpapa50家では相当な困難だろう。