新宿にあるリビングデザインセンターOZONE(3F OZONEプラザ)に出かけたら、「子育てハウス・展」が開催されていた。
この展示会は一言でいうと、「子どもの成長に合わせた住まいづくりをどう考えるか」というプレゼンテーションの場だ。具体的には、成長の変化に対応できる家の設計、家具、インテリアなどあるべき姿の提案ということだ。会場にはキッズルームが再現され、子どもの成長を4つのステージに分け、12歳までに次の4回の見直しが必要になると説明している。
Ⅰ.乳児期(~1.5歳)
きずなの原点の時期。安全が最優先。赤ちゃん用品の収納機能。
Ⅱ.幼児期(1.5~6歳)
親の保護のもと、子供専用スペースに。
Ⅲ.小学生低学年(6~9歳)
自分だけの居場所をつくる環境。机は必ではない。
Ⅳ.小学生高学年(9~12歳)
プライバシーを考慮。子どもの嗜好を取り入れた部屋づくり。
現実に4回の見直しが多いのか、逆に少なすぎるのかは未知数だが、こうした考え方があることは知っておきたい。イベントは8/16(日)まで開催されている。子育て中のママやパパには、併せてコンランショップを見るだけでも気分転換になる。
なお、会場で気になった家具を写真に収めた。どれもウサギをモチーフにしたコンパクトな作品で、子ども専用という訳でもなく広い用途がありそうだ。ママは左右非対称の耳を持った脚がスチール製の椅子の購入を決めた。ミシン用の椅子にする予定だという。