パパがお茶摘みで留守をしていたときのこと。
もあちゃんはママよりも早く起きて、キッチンのある2階へ上った。台所には、食洗機の扉が乾燥のために空いたままになっていて、ママやパパが食器や鍋を片づける習慣になっている。もあちゃんは、ときどき食洗機から皿やコップを取り出して手渡ししてくれていた。
この日は、ママがまだいないにもかかわらず、ひとりでマグカップ、鍋のふた、タッパー、コップ、ボウルなどを次々に取り出し、それらを台所の上に所狭しと並べ始めた。
あとから起きてきたママは、もあちゃんの「朝のお仕事」にびっくり仰天! もあちゃんにとっては、「朝のお遊び」だったかもしれないけど…。