世田谷代田にある代田幼稚園の入園説明会に、午前半休を取って参加した。
ママはすでに1回目の説明会に出席し、幼稚園の雰囲気や園児の生活ぶりなどが分かっている。代田幼稚園については、6/11の「代田幼稚園」で紹介したように、キリスト教信仰に基づく保育、モンテッソーリ教育、縦割り教育などが大きな特徴だ。モンテッソーリ教育がなせる業なのか、前回の説明会の時には、園庭で夢中になって楽しく遊んだという。
今回は、平野克己園長、中林主任、事務長各氏から、入園案内パンフレットには書いていない情報を、直接聞けたことが収穫だ。代田幼稚園の特徴(方針)を改めてまとめると次のようになる。
<方針>
①幼稚園の三種の神器(園バス、給食、延長保育)がない。なぜなら、幼稚園は普通の生活をする場所だと考えるから。(※延長保育は若干ある)
②ロバート・フルガムの「人生に必要な知恵は、すべて幼稚園の砂場で学んだ」ということを目指している。人生の知恵は大学院ではなく、幼稚園の砂場に埋まっている。幼稚園という今この時間を大切にしていくので、早期教育を望む親には不向き。
③子どもたちの(ほとんど)記憶に残らない年代に携われることを誇りとしたい。
④子どもはみんなで育てる方針で保護者会が盛ん。自分の子どもだけを育てたいという親には不向き。イベントは父の会が主催する「なつまつり」の流しそうめん、11月の「バザー」など、盛りだくさんだ。
⑤人(年長・年中・年少、母親、父親、保育士等)との関わり、命(うさぎ、蝶の幼虫、 スズムシ、かたつむりなど)の大切さを重視する教育。
⑥現在、109名の園児に対し、保育士7名、助手7名、事務2名と手厚い。
⑦来年度の保育料は10/15が公表日。参考までに今年度は、入園料13万円(分割可)、保育料2.7万円/月、施設・設備量3万円、教材費等別途。世田谷区の保護者補助金があるので入園後申請する。
以上、断片的ではあるが、代田幼稚園の目指す方向が分かる。