世田谷幼児生活団の評判

フレンチブルのRくんママには、現在小学生の娘さんRちゃんがいる。実はこのRちゃんは、「世田谷幼児生活団」育ちだ。
世田谷幼児生活団は、世田谷区子ども部子ども家庭支援課が作成する世田谷区私立幼稚園のリストにも入っておらず、個性的でその実態がイメージしにくいことから、ママがRちゃんママに質問をした。Rちゃんママ、いろいろ教えてくれてありがとう。そのやりとりから浮かび上がってきた実態は、次の通りだ。
Q.週1日の登園だと、あとは何をして過ごすの? ママが家で教えるの?
A.普段の過ごし方は、家でママと一緒に身の回りのことをしたり、「励み」(生活団で習った手拭い絞りや手洗いなどを家で繰り返しやること)を子どもペースでじっくりやっていると、あっという間に時間が経つ。週1回だけとはいえ、手間のかかることも多く何一つ無駄なことはない。もちろん、生活団の仲間で遊ぶこともある。生活団ではお昼寝も推奨される。2年目からは毎週月曜日に音楽の日が加わる。あとは普通に公園に行ったり、買い物に行ったり…。
Q.お稽古ごとしてた?
A.生活団は子どものゆっくりしたペースを尊重し、習い事はできる限りさせない主義なので、全くしなかった。週1日の登園もそれが理由。
Q.3歳を過ぎれば遊び方も変わる。お友達は出来る?
A.子どもが退屈する時は、何かを与えるよりは、自分で考えさせて何か楽しいことをやり始めるのをぐっと待つことが大事。生活団は、そういう環境に置いて「自分で考える力」を育てようとしている。ここが一般の幼稚園と決定的に違うところ。全てにおいて、子どもが自発的にやろうとする気持ちを大人が手助けする3年間で、これは大変な労力を要するけど、生活団だからこそできる。
Q.ゆっくりペースでも身の回りの事さえできれば、小学校では困らない?
A.身の回りのことができれば小学校は大丈夫。ゆっくりペースの子ならなおさら生活団に相応しい。
Q.自由学園は小学・中学…とあるけど…?
A.自由学園初等部は、西武池袋線ひばりヶ丘駅(西東京市)で世田谷からは1時間と遠い。しかし、学園に入るために引っ越す人も珍しくなく、中等部になって改めて受験する生活団卒業生もいる。
<その他感想>
・生活団は親子共に中身が濃く充実した3年間、その積み重ねが後になって活きてくる。
・奥が深く、その良さを一言では言い難い。
・直感を信じて飛び込んだ人は第一関門突破!
世田谷幼児生活団の面接は、10/23(土)に迫っている。

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