東京友の会 世田谷幼児生活団

東京友の会世田谷幼児生活団の紹介の会があり、参加した。
seikatsudan1.jpg「幼児生活団」とは聞き慣れない言葉だが、『婦人之友』創刊(1903年)、自由学園(1921年)や全国友の会(1930年)を創立した日本初の女性新聞記者、羽仁とも子(はにともこ/1873~1957)氏によって始められた幼児教育の場で、全国で12ヵ所あるという。関東は世田谷、横浜、松戸にある。
幼児生活団の教育は、「家庭を大切にして、よく生きる人を育てる」という素朴なものだ。幼児期には、団体生活と家庭生活を通して、自分のことは自分でする生活習慣を身につけ、親と離れても元気に自分を表現できるなど、心と体のひとり立ちの基礎を作ることに主眼を置いている。
seikatsudan2.jpg幼児生活団で経験したことは、家庭でゆっくり繰り返して実行できるように、原則として集合日は週1回。1週に1度の集まりがかえって子どもたちには新鮮な経験になるという。現実には2年目からは、週1回の集合日の他に音楽の集まり(半日)や動物当番(鳩、モルモット)、植物の世話などがあるので、週の半分程度は集合する。
集合日には、母親が当番で子どもの昼食や軽食を作る。また父母会を組織し、子どもの生活について学び協力し合うとのことだ。
幼児生活団の紹介の会の説明で印象に残ったのは、「自分で考えて行動できる子ども」というフレーズだ。原点に立ち返った素朴な教育で、スムーズに小学校に入学できるかという不安が過ぎるが、自分で考えて行動できる素養が育つからこそ、むしろ心配はないとのことだ。
以下、2011年度東京友の会世田谷幼児生活団募集要項の抜粋だ。
・募 集 25名
・申 込 10/5(火)~10/15(金)日祭除 申込金4,000円
・面 接 10/23(土)子ども+母親
・費 用 入団52,500円+寄付20,000円(@5000×4口~)
     月謝16,100円+醵金1,000円(@100×10口~)
     ※2年目の月謝に音楽費追加
     ※健診、冷暖房費、行事費として年間約5,000円
・住 所 〒155-0033 世田谷区代田3-23-15
     TEL/FAX 03-3421-4812
     小田急線梅ヶ丘徒歩10分、世田谷代田徒歩10分
・参 考 全国友の会幼児生活団
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体温の経過:
9/18(土) 2時39.1度、7時38.9度、9時37.5度、13時38.9度、16時38.9度、20時38.5度
9/19(日) 10時36.6度

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