明治神宮で七五三詣

8月の下旬に明治神宮の七五三プランを申し込み、11/6（土）に七五三詣を行った。実は、この日は六曜でいう「仏滅」だが、七五三があまり混まず、そもそも七五三と六曜は何の関係もないので、この日に決定した経緯がある。
朝から秋本番の気持ちのよい快晴。9時半の予約時間に向けて9時前にタクシーででかけたが、富ヶ谷付近で謎の大渋滞。通常2～3分で駆け抜ける一本道が30分もかかり、20分も遅刻してしまった。
やっとの思いで神宮会館に着いて受付を済ますと、①ヘアセット　②着付　③写真撮影　④神楽殿へ移動して祈願　のスケジュールで進行する。どれも約30分の時間をみているので、順調にいけば11時半、遅くても12時には終わり、予約したウェスティンホテル「ザ・テラス」のランチバイキングには余裕で間に合うはずだった。
ところが、ヘアセットは『いや！』、着付は『いや！』に始まり、写真撮影前には足袋が『いや！』と言って脱いだ。それでも各30分以内で進んできたが、写真撮影になってから、草履を履くのも、一人で立って撮影するのは『いや！』と言い出し、一旦そこで撮影を中止。順番を入れ替えて、祈祷を行う神楽殿へパパ抱っこで向かった。待ち時間では退屈し、約20分程度かかる祈祷では雅楽が『うるさい！』という始末だ。
　　　　　
神楽殿の建物を背景にパパの一眼レフで写真を撮った後、再び神宮会館にパパ抱っこで戻り写真撮影をした。少し機嫌が戻り、もあちゃん一人の写真はなんとか1～2枚は良いものが撮れたようだ。その後すぐ着物を返却し、ホテルのランチに向かったのは午後2時近かった。
　　　　　　　　　　
ウェスティンホテルでは、七五三で今回のような予約時間のずれ込みはよくあるとのことだった。やっと一息つけて、3歳になるもあちゃんを祝い、バイキング料理を一気にいただいた。
デザートの時間になると、レストラン「ザ・テラス」から、七五三のお祝いケーキがプレゼントされた。もあちゃんはうれしそうに、「ハッピーバースディ」の歌を歌ってロウソクを吹き消した。さすがウェスティンホテルの気遣いだ。
朝から道路の大渋滞、もあちゃんの『いや！』の連発で2時間の時間のずれ込みなど、変更につぐ変更で、まるで仏滅のような七五三詣だった（笑）。数え年よりは、1年後の満年齢で七五三を祝った方が良かったのかもしれない。しかし、明治神宮の我慢強いサービス、ウェスティンホテルのおもてなし、神楽殿前で家族写真を撮ってくれた初老のカメラマンなど、今日も多くの人のお世話になりながらも、無事に七五三を過ごすことができたことを良しとしたい。
もあちゃん、そのことは忘れるでないぞ～。忘れるとトトロが出るぞ～。
＜追伸＞
七五三の写真を撮ってくれると言っていた「そうくんママ」。幼稚園の面接や七五三準備などで、連絡しそびれました。こんな感じだったから、来てもらったら大変！