有機未来農法

伊勢丹新宿店の屋上にある「アイ・ガーデン」は、季節の花が咲き、子ども用の滑り台もあって、ママがお買いものをする間にパパと遊んだり、家族でお弁当を買って食べるにはちょうど良い場所だ。
Kanpo-Garden.jpgそのガーデンに入ってすぐ右側に、『Kanpo Garden』なるものができていた。一言で言うと、“漢方薬を使って育てている野菜園”だ。大きなプランターにあった野菜は、ナス、キュウリ、枝豆、トマト、オクラ、かぼちゃの6種類。生育も良く、もあちゃんは大きなキュウリを見て、思わず収獲しそうになっていた。
そもそも漢方の生薬と漢方薬の煎じ滓(かす)を、人間同様に植物にも応用したものらしい。説明プレートによれば、土は牛糞・鶏糞・豚糞・オガクズを長期間熟成したものに、漢方煎じ滓、生薬滓堆肥、純骨炭、卵カルを混合したものだ。散布剤(活性剤&害虫回避剤)も、漢方生薬をアルコールに浸し、生薬成分を抽出したものを使っている。
「有機未来農法」はいかにも手間暇がかかりそうだが、漢方生薬に含まれるアミノ酸・酵素等によって、おいしい野菜や米になるのだそうだ。

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