薪の産地

先週の週末、薪ストーブを焚き続け、数年前からの薪のストックが全て無くなった。
注文先をネットで探しているうちに、あることが気になった。それは福島第一原発事故の影響で放射性セシウムに汚染された薪が流通しているのではないか、という不安だ。薪は通常屋外で乾燥の工程を経て、市場に流通するためだ。
省電力や季節柄もあるかもしれないが、関西以西の産地の薪は完売の状態だ。特に、ナラ、カシなどの火持ちが良く、火力も安定している品種にその傾向が強い。サクラや輸入薪に関しては多少の余裕はある。
放射能に汚染された石や砂利が出荷され、造られた建築物の放射線量が高いというニュースとダブる。薪の場合は、安全なエリアから求めたいというユーザー心理が働いている。

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