もあちゃんが水疱瘡(水痘)にかかった。小児科専門医の診断では、水痘ワクチンを接種した割には、症状がやや多めに出ているようだ。
水疱瘡(水痘)は、乳幼児のほとんどかかる病気のようで、全身に発疹が出てかゆみを伴う。発熱する場合もある。もあちゃんは顔に出た発疹に驚いて、髪の毛であごの付近を隠そうとしていた。
<原因>
飛沫感染や接触感染。感染から発症2~3週間あるので幼稚園で感染か。幼稚園などではすべての水疱がかさぶたになるまで登園停止だ。
<処方薬>
・「ゾビラックス(アシクロビル)顆粒40%」:感染症の治療に用いる抗ウイルス薬で、症状を軽くし治りも早くなる。
・「ゲンタシン軟膏0.1%」:水疱への塗り薬。あまり効果はないが、発疹の一部が痛いというので処方してもらった。
この水疱瘡に一度かかると免疫ができて二度とかからないが、ウイルスは神経節に潜んで生き延びることがあるようだ。大人になって疲労やストレスで免疫力が落ちるとウイルスが再び活動を始め、胸や脇腹、背中などの神経に沿って「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」という形で水疱ができる。
水疱瘡と帯状疱疹の意外な関係をこの歳にして初めて知ったが、もあちゃんの水疱はすでに峠を越え、ホッとしている。