5月18日(土)の「世界一受けたい授業」(日本テレビ)で『現役東大生緊急アンケートから見えてきた!天才脳をつくる子育ての新法則』のコーナーがあり、思わず観てしまった。解説は、安梅勅江先生(筑波大学大学院人間総合科学研究科教授)で、その要旨は次の通りだ。
Q.子どもの頃にしていた習い事は?
A.スイミングが62%
順位をつけるということが避けられる傾向がある中、スイミングスクールでは順位をつけて能力別・階級別にトレーニングすることが当たり前。そこで競争心が培われるという。2位は音楽教室の42%。
Q.子どもの頃いつも身近にあったもの 第2位は?
A.第1位は本で51%。第2位は時計で47%。第3位はテレビゲームで43%。時計ということは、常に時間を意識していたということのようだ。「何時にこれをやろう」「あと何時間これをやろう」などと考え、時間感覚が身につき、頭で数字を計算したりもする。
Q.勉強をした場所は?
A.第1位はリビング。家族がいる気配の中で、安心して宿題や勉強ができるかららしい。勉強部屋ではないところがポイント。
Q.子どもの頃朝食を食べていたか?
A.98%が週5日以上朝食を食べていた。脳の活動には糖分(グルコース)が必要で、小中学校での授業は午前中に集中するので、朝食を食べないと脳がうまく働かないそうだ。
なお、「子どもはほめて伸ばせ」はやはり正しいとのこと。前頭葉の血流量は、感情を込めずにほめるのと、感情を込めて具体的にほめるのを比べると、後者の方が血流量が増え前頭葉が活性化した。前頭葉は脳の最高中枢で、思考・感受性・学習意欲などの様々な能力を司っているため、上手くほめるとやる気が出て感情豊かに育つという。
もあちゃんの子育てでも、意識して実践してみたいと思うことばかりだ。