在宅酸素療法、いわゆるペット用在宅酸素サービスを獣医師から紹介された。
活性化リンパ球を点滴したプーちゃんは、病院のICUで酸素濃度が最高の40%で過ごしていた。自宅に戻って介護する場合、止血剤やガーゼなどの処置はある程度できるものの、呼吸が苦しそうでも対応は難しい。獣医師より酸素処方指示があれば、酸素濃縮器をレンタルできて長時間呼吸を楽にすることができる。
獣医師と相談しながら最終的にレンタルを決定。午後からの退院に合わせて、一足先に戻ったパパがサービス業者と設置を調整した。サークルやカバーは購入しなければならないが、酸素濃縮器だけレンタルとなる。空気中から毎分5リットルの酸素生成能力があり、厚労省の医療機器の承認を得ているといいい、何ら人間用と変わらない。
日ごとに体調が変化し、プーちゃんに残された時間はあまり長くない。