「喃語(なんご)」(Baby Language)は、理解が難しい「難語」でもあります。
少しでも喃語を理解しようと、1歳未満の娘についてその時々の状況判断などから辞典を編纂してみました。
喃語は、住んでいる環境や子育ての違いなどによる影響が大きいことが予想されます。したがって、この難語辞典すべてがそのまま他の赤ちゃんに使えるわけではありません。
しかし、赤ちゃん業界初の「難語辞典」が、少しでも何かのお役に立てば幸いです。
娘が発する喃語とその意味は以下の通りです。ただし、解明できていない喃語が含まれていることをお許しください。
目次
ばーぶー
代表的な喃語。意味は不明だが、口を開いたり言葉を発するときに出しやすい言葉。幼稚園や小学校になってもこの頃のような幼い言動をすると、「ばぶちゃん」と揶揄することに使われることがあるが、これは「ばーぶ―」に由来する。
ばーば
おばあちゃんと解釈したいところだが、現在一緒に住んでいないため意味は不明。「ばーぶー」の変形バージョンとの説がある。
ばっ、ばっ、ばっ、ばっ、ばっ、ばあ
「ばー」よりリズム感と力強さがある。機嫌が良く、何かをやろうとする時の掛け声。
プー、ブッー
フレンチブルの「ププル」、通称「プー」のこと。ブッーの場合はほとんど破裂音だけでプーを意味する。
パパ
ほぼ、パパのことで一安心。しかしババやパイなど、発声に“ゆれ”を伴うことがあるのが不安。
オッパ
ママのオッパイのこと。間違ってもパパのそれではない。
パー
パーフェクトのパー。パパが一生懸命「パーフェクト」を教え込んでいる成果が出ているが、悲しいかな「パー」だけで終わっている。
キャーッ(ギャーッ)
叫びたいほどご機嫌で、うれぴーこと。
イターイ!ダッテー
授乳時にオッパイを噛んだりつねったりした時、ママが発する言葉を喃語にしてしまった。
バァッ、バァッ、バァッ
フレブルのプーの吠える「ワン」のマネ。英語圏の犬の擬声語「バウワウ(bowwow)」になぜか近い。その意味では、日本の「ワンワン」よりは英語の「バウワウ」の方が、犬の吠える声に近い擬声語かもしれない。
ガゥ、ガゥ、ガゥ
フレブルのプーの吠える「ワン」のマネ(同上)。
バウワウ、バーワウ
フレブルのプーの吠える「ワン」のマネ(同上)。
アババ、マンマ
何かをする時の「合いの手」。