GW後の週末、家族としばしの別れとなってお茶摘みをしたが、その時のお茶(煎茶)ができあがった。世間よりちょっと遅いが、この時期が「新茶」が出回るピークだ。
早速、自分でお茶を入れてみた。何とも言えぬ新鮮なお茶の香りが口の中いっぱいに広がった。その香りは、摘んだ生茶の香りそのものだ。それもそのはず、急須をみると茶葉がお湯で戻され、摘んだばかりの葉にそのものになっている。
お茶をおいしく入れるコツはとてもシンプル。入れ方は次の通りだ。
①湯のみにお湯を入れる(80度前後)
(ポットのお湯など沸騰済みのお湯を使う)
②お茶の葉を適量急須に入れる
③少し冷めた湯のみのお湯を急須に注ぎ、約1分待つ
④人数分均等に回し注ぎ、最後まで絞りきる
お茶をおいしくいれるいちばんのコツは、お湯の温度。良いお茶ほど低温で入れるのがうまいと言われるが、これは好みとしては別れるところだ。ただ高温過ぎると渋みが増すので、少し早めに絞りきるのが良いと思う。実家では急須にお茶の葉を適量入れ、ポットから直接注いでいるが、この無頓着さでも十分においしいのは、バーバの経験のなせる技か…。
実家のお茶は、産地で言うと「天竜茶」、品種は程よい渋みとコクのある「やぶ北」、無農薬であることはもちろん、一切のブレンドはしていない。