アンチエイジング

初めて知ったが、「シミ」と一口にいっても、いろいろな種類があるらしい。
年齢順に見ていくと、幼少から思春期に多い「ソバカス」、成人以降の女性に多い紫外線やホルモンの影響による「対称性真皮メラノサイトーシス」、30~40代の妊娠など女性ホルモンの変化による「肝斑(かんぱん)」、中年以降にできる老人性色素班の「日光黒子」、その他ニキビや化粧品の炎症でできる「炎症後色素沈着」などさまざまだ。
シミの種類に対応して治療法もいろいろ。内服薬、外用剤、レーザー治療や光治療、ケミカルピーリング、ビタミンC誘導体イオン導入など、必要に応じて用いられるという。したがってシミの治療は、シミの種類の特定や状況の見極めが重要だとされる。
このうち肝斑(かんぱん)については、『トランシーノ』(色素沈着抑制効果のあるトラネキサム酸が成分)という内服薬が第一三共ヘルスケアから出ている。この薬は、ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子さんがCMに出ているので、商品を想起する人も多いかもしれない。しかし、授乳中の女性は服用できない。
前置きが長くなったが、ママは妊娠・出産を経て、シミがだんだん濃くなり目立ってきたことを気にしている。


ママ友の間でもシミやアンチエイジングは話題になり対策を検討していたようだが、「オウちゃんママ」があるクリニックを紹介してくれたので、カウンセリングを受けることにした。
そのクリニックは「松倉クリニック&メディカルスパ」。場所は表参道ヒルズのそば、テレビ出演で有名な西川史子先生もここの所属だ。ママは、カウンセリングで通常のシミに加え、「肝斑(かんぱん)」も発症している複合的なシミとのことだった。
肝斑の治療には、内服薬の『トランシーノ』が良さそうだが、授乳中にあたるため選択肢からは外れる。肝斑はレーザー治療は向かないとされるため、スーパーIPLという光治療になるとのことだ。
ママは、この光治療を受けることを決めた。赤ちゃんのような肌に近づき、明るい気分で過ごせるならそれに越したことはない。

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