知性と自立

モンテッソーリ教育から子育てのヒントを紹介している『お母さんの「敏感期」』(相良敦子著、文春文庫)によれば、子どもが自発的に何かをしているとき、そこには「知性」が働いているそうだ。
この「知性」の働きは、分ける(分析)、集める(集合)、較べる(比較)、合わせる(対応)などを自発的に展開していくという。
ある日もあちゃんは、カットできるおままごと用の野菜やくだものを分類して並べ始めた。同じ色どうしを分け、集め、較べ、合わせているではないか! そしてでき上がった形は、バナナで形作られた前足のある蛇とも竜ともいえない動物を思わせるものだ。

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この遊びをしている瞬間を見逃したが、もあちゃんは一人で、黙々と、頭を使い、手を動かしていたに違いない。少し大げさな言い方になるが、知性のエネルギーが内側から発展的に動かし、この動物のようなアウトプットを仕上げたと言えるのではないか?
なお、前出の本には、就学前に「折る」「切る」「貼る」「縫う」の4つの基本を身につけておくと、幼児期の創作活動が豊かになるとも指摘していて、就学後の読み・書き・計算の前にやっておくべきことだと実感した。
お母さんの「敏感期」(文春文庫)