粉末緑茶

緑茶は、ガンを防ぎLDL（悪玉コレステロール）を下げる効果がある。先日の検診結果でも、緑茶を摂取によって、悪玉コレステロールの基準値である140mg/dl以下に下がった。数値は26mg/dlも減少し、総コレステロールの減少も含めて3年前の水準に戻った。
お茶は通常急須に入れて飲み、茶殻は捨てる。しかしこれではお茶の栄養成分を3割程度しか摂取できず、7割は捨てていることになるという。ならば、緑茶をまるごと食べれば、カテキン、ビタミンＡ・Ｅなどを摂取できるが、残念ながらそのまま茶葉や茶殻を食べることはできない。
そこで、以前から検討していた臼式お茶粉末器「ティープル」を購入し、粉末にしたお茶をすべて余すことなく飲むことにした。粉末ならば茶葉がゴミとなって出ることもなく、一石二鳥だ。
この「ティープル」は、粗さを3段階に調節でき、料理にも使える。細かい粉末では抹茶アイスや焼酎割り、やや粗い粉末では、スープやパスタ、ゴマなどを加えてふりかけに、粗い粉末では、天ぷらや肉団子やチャーハンに混ぜて使えるというスグレものだ。
「ティープル」は言わば電動ミルで、多少値段が張る。その場合は、手動のコーヒーミルと同様、京セラ「京セラ セラミックお茶ミル 緑茶（煎茶）専用」という商品が3,000円台でありお勧めだ。ゆっくりと粉末のお茶を手づくり感を楽しみたい人にはうってつけだろう。さらにそんな時間はないという場合は、最初から「丸松園べにふうき緑茶粉末スティック」などを購入する方法もある。このスティックは超微粉末で持ち運びにも便利だ。
papa50の実家は静岡のお茶生産農家。天竜川支流の深い霧に包まれて育つ「天竜茶」の産地だ。無農薬で育ったお茶っ葉はたくさんあるため、電動ミル式の「ティープル」を選んだ。