食パン攻防

ヒトという生き物は、それが日常になると、ヘンだとか、オカシイとかいう意識がなくなる。
フレブルのプーちゃんの顔を例にして恐縮だが、番犬ブルドッグの遺伝子を受け継いでいるので、口は大きく、目は飛び出しそうで、舌はすっかり出てしまっている。初めて見る人には相当怖い顔をしていると思う。
もあちゃんは気が付いた時からプーちゃんが居た。天井を見て手足をバタバタさせている時にも、横から大きな口と舌が幾度となく視界に入っている。よって、この顔はなじみのある顔で、怖いというよりも日常そのものの典型だろう。
Give-me-bread.jpgその日常は、朝ごはんの時にもある。食パンを食べていると、怖い顔して上を向き、前足を椅子にかけてパンをねだる。もあちゃんは上手に少しだけちぎって、唾液がつかない微妙なタイミングで食パンをあげている。食パンを狙ってこのペアの攻防が続く。
イヌに慣れていないお友だちからしたら、きっと怖いシーンに違いない。

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