おとなのごはん

浜松市の佐久間町に帰省した際、初日の夕ご飯を食べるときに、もあちゃんはスケッチブックにメッセージを書いた。メッセージの内容は次の通りだ。
「さくまで ごはんたべるのが ちよと(ちよっと)おとなのごはんで もあわ(は)たべるのがにがてだよ もあより」

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これを読んだおばあちゃん、大叔母さん、大おじさん達はビックリ! 4歳でひらがなのメッセージを書いたということもあるが、何より驚いたのは“おとなのごはん”という表現に対してだ。田舎の食事は、自家製の生野菜や炒め物、揚げ物、練り製品、塩辛い酒の肴などが食卓に並ぶことが多い。今回は栄養たっぷりの「ハチの子炒め」まであった。
もあちゃんからすれば、食べ慣れたトマトやキュウリなどの夏野菜くらいしかない。“ちょっとおとなのごはん”で、“にがて”と感じてしまうのも無理はない。こうした状況を解決してくれたのが、夏の素麺であり、持参したアンパンマンカレーであり、味付けのりで食べるごはんだった。

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