それは大型連休前に奇跡が起こった!
2007年4月、大型連休前のある日のことです。妊娠検査薬チェックワンLH-2の判定窓に赤いラインが出ました。
もし妊娠していれば、生理予定日から1週間後くらいの時期に、hCG(human Chorionic Gonadotropin: ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)という妊娠ホルモン成分が尿の中に出てくるらしいのです。そうなると、判定窓に赤いラインが出てくる仕組みになっています。
大型連休明けの5月7日(月)、広尾にある日赤医療センターに行ってみるとやはり妊娠との診断でした。50歳を目の前にしてとうとう念願の子どもを授かりました。
妊娠への思い
この瞬間、いろいろなことが頭の中を巡りました。
実は妻の妊娠は初めてではなく、過去に起こった辛い記憶が呼び起されました。さらに、このまま順調に何事もなく経過して産まれるなら、高齢出産というリスクもあります。
同じことを繰り返さないよう、お互いに最大限の努力をしよう!と決意しました。改めて身の引き締まる思いです。
2週間後の妊婦健診を待ち、超音波検査で小さな命の鼓動をこれから確かめていくことになります。
このまま順調に成長してくれることを、ただただ祈るばかりです。