「幼児安全法」講習会

ooharakitamachi.JPGレインボーキッズのメンバーが主催する「幼児安全法」講習会に参加した。世田谷区にある大原北町会会館に、レインボーキッズのメンバーを中心に14組40名が一堂に会し、日本赤十字社の講師2名を招いて行われた。
テキストは、「こどもの看病・手当のしかた」(日本赤十字社発行/無料)と「幼児安全法講習読本」(日赤サービス発行/500円)を使用し、実技を含めて約2時間の講習となった。
どの家族も子どもを交代であやしながらの講習を受けたので、すべてを吸収できた訳ではないが、おおよそのポイントは次の通りだ。


●子どもの平熱を知っておく(37.5℃位までは平熱)。
●咳は、加湿、水分摂取と消化の良い食事を。
●トイレットペーパーの芯に通る大きさのものは誤飲の危険。
●嘔吐時は横向き、口中のものは指にガーゼを巻いて除去。
●けいれん(ひきつけ)はよく観察し、身体を横向きに。歯と歯の間に割り箸は入れない(誤飲防止)。
●意識がない時、乳児は足の裏をたたき、幼児は肩をたたく。
●胸骨圧迫と人工呼吸は、(胸骨圧迫30回+人工呼吸2回)を5サイクルし119番通報。
kidouibutsu.JPG●気道異物は、乳児の場合太ももに腕を乗せ、背中の真ん中を指を曲げて叩く。
stockings.JPG●パンストで頭の包帯や前腕の固定が可能。もあちゃんは被り物が嫌いだが、借りたボールペンを持たせて気を紛らし実技に成功。
handkerchief.JPG●大きめのハンカチで指や手の平(甲)の包帯が可能。
<その他>
●フード付きの洋服は事故につながりやすい。
●指の切断するようなケガの場合、消毒をせずに止血のみを行う。消毒液は細胞に良くないそうだ。切断した方は氷水で冷やして速やかに病院に行く。医療技術の発達で元通りになる可能性が高くなったとののことだ。

コメント

  1. Akemin より:

    初めてのコメントです。
    こちらの講習会は、大変勉強になりました。
    「いざ」 と言う時は、結局焦ってしまうのでしょうが、
    知っているのと、知らないとでは、全然違うと思います。
    子供は、こちらが考えもしないようなモノで遊んだり、
    びっくりするような行動をします。
    歩くようになって、更に危険が増えたような気もしますし…。
    先ずは <予防> からと思い、今週末、
    我家は階段用のドアを買いに行きます。

  2. papa50 より:

    Akeminさん、コメントありがとう!
    レインボーキッズ主催の「幼児安全法」講習会は、本当にタメになりました。幼児のいる家庭では、全国的に受講必須にしても良いくらいのスバラシイ内容でしたよ!
    「壁に耳あり、階段に危険あり?」。我家では高さ80cmのペットガードで転落を防いでいますが、そこにもあちゃんが近づくときにはやはり気を遣います。
    安全対策では相当悩んだので、本ブログの新カテゴリーで「安全対策編」を企画中です。くじけるかもしれませんけど、乞うご期待!