島根県の隠岐島、海士(あま)町に住む漁師の友人石井さんに「岩牡蠣」を注文し、今日到着した。
この岩牡蠣の詳細は、2/9の「岩牡蠣」で紹介した。漁師の石井さんが海士町という厳しいが豊かな自然と対話しならが育て収獲した岩牡蠣は、特別に「あまがき」と呼ぶ。2月の初旬に突然送ってくれた「あまがき」にすっかり魅了され、知人へのギフト送付のタイミングに合わせてpapa50宅宛にも送ってもらった。
以下、到着してからの実況中継だ。
発泡スチロール製の箱で午前11時過ぎ、クール宅急便で届く。ワクワクする瞬間だ。
ふたを開けるとアイスバッグが添えられていた。海士の海水を滅菌して凍らせたむき身を洗うための塩分濃度4%の海水が入っていて、浸透圧の差で旨みが逃げ出さないだけでなく、ぬめりも取れやすくなる。
箱の脇にはカラフルな貝殻。海士町の海岸に落ちているものなのか、漁師仕事の合間に見つけた貝なのかは不明だが、海士町の自然も一緒に送ってくれたようでウレシイ。もあちゃんへの贈り物だったかもしれない。
夕方から下準備を開始。平らな蓋を上に向け、軍手をはめ、開け口をキッチンバサミで割り、牡蠣用ナイフを前後させながら平行移動して上蓋の貝柱を切り、同じように下殻の貝柱も切る。あとはアイスバッグの海水で軽く洗って、下殻に戻して大皿に盛っていけば完成だ。
もあちゃんは夕食時にちょうどお昼寝をしたため、夕ご飯はゆっくりといただいた。ママはレモンをたっぷりかけ、パパもレモンとカゴメのチリソースでいただいた。相性の良い飲み物は日本酒はもちろんだと思うが、今日は「アルザス リースリング」というフランスの白ワイン。柑橘系の甘みと酸味が調和した少し辛口・中重口のフルーティな感じが、牡蠣によく合い、ワインもすすんだ。
今回も「あまがき」にはとことん参った! 外食してもゆっくりできない幼児のいる家庭では、外食したつもりで産直を取り寄せて楽しむことは、かなりリフレッシュになる。幼児がいないギフトを送った知人の家庭でも、「おいし~い、今までで、いただいた牡蠣の中でいっちばんおいしい。3人でペロッと完食。パパの出張で家族ゆっくり過ごせる最後の晩御飯、超豪華な夕食になりました。」と、相当喜んでもらえたようだ。