浜離宮と水上バスと

「浜離宮」は新橋の海側にある徳川将軍家の庭園だったところだ。ここには、鴨場や300年前の松、お茶屋などがあるが、季節の花々が咲き誇ることはあまり知られていない。
実は3月になってから、入口から程近い場所に、菜の花畑が一面に広がっている。もあちゃんは、黄色好き、花好き、だから黄色い花はもっと好きなので、一緒に出掛けてみた。
　　　　
一面の菜の花にもあちゃんは、『きれ～い！』と絶叫。菜の花畑を眺めながらお弁当を食べ、海水を引き入れた汐入の池の方まで散策した。この池には「中島のお茶屋」があり、抹茶と和菓子セットを500円で楽しめるということだ。
その後、『ふねにのりたーい！』というもあちゃんの発言に刺激されて、庭園内にある水上バス発着場から「東京水辺ライン」に乗り、隅田川を上って浅草に近い桜橋まで行った。
　　　　
途中、佃にある高層マンション群やカモメの群れ、アサヒビール本社ビルに隣接するスーパードライホールの「炎のオブジェ」などが楽しめた。
終点の桜橋からは、墨田区押上にある建設中の「東京スカイツリー」も間近に見えた。ちょうど昨日3/18（金）に、完成時の634ｍに到達したばかりだ。634ｍの高さは、かつての東京や埼玉など「武蔵の国」と言ったことに由来するらしい。大地震で「東京タワー」（333ｍ）は、頂上部のアンテナがわずかに曲がってしまったが、東京スカイツリーは大きな被害はなかったという。2012年春のオープンが待ち遠しい。
この後、もあちゃんは墨田公園で遊びながら浅草駅まで帰った。ママにとっても、パパにとってもてんこ盛りの一日だった。『1ヵ所多いよね～』というママの声に、間髪入れずにパパもうなずいた。もあちゃんもかなり疲れたのか、夕方からのお昼寝を続け、夜の睡眠に突入している。