もあちゃんの敦賀のおじいちゃん、おばあちゃんから、今週「昆布館」の商品が届いた(ありがとうございました)。
「昆布館」は、とろろ昆布やおぼろ昆布、だし用昆布、昆布のお菓子など、あらゆる昆布加工品を販売している昆布の専門店だ。すでに本ブログでも、岐阜の従兄弟ファミリーと訪れた際、現地でしか食べられない「昆布ソフトクリーム」について紹介している。
良く知られた話だが、敦賀に「昆布館」があるのは、江戸時代半ばから明治時代にかけ、北海道の特産品である昆布を日本海経由で本州へ運んだ交易船「北前船」の影響だ。敦賀は本州の物流の拠点として栄え、昆布やニシンなどの海産物が京都や大阪に運ばれ、関西の料理に欠かせないものとなっていった。
もあちゃんは、相変わらず薄くスライスして縞模様のある「味付昆布」や「とろろ昆布」などが好物だ。我家では「昆布だし」はもちろんのこと、めんつゆと言えば昆布館の「昆布入りめんつゆ」が定番となり、料理に欠かせないものになっている。
「昆布」は、もあちゃんの家庭の味の記憶として残りそうだ。