何かを見たり、聞いたりして分からないことがあると、質問をしてくるようになったもあちゃん。この質問は難問が続く。
「おほしさまはどうしておちたの?」
先日、ロシアのウラル地方に落ちて、大きな被害をもたらした隕石(星)に対する質問だ。「それは、つまり、流れ星がたまたま地球に飛んできて、それがロシアの上だった訳よ。そんでもって、もともと引力があってさ…」 これでは5歳児には伝わらない。後で調べたら、火星と木星の間の軌道を回る小惑星帯や、海王星の外から飛来する彗星の塵などがあるようだ。そうと分かっても、説明が難しい。
「“ころす”ってなあに?」
これはかなりドキッ!とする質問だ。「プーちゃんと違って一緒に住んでくれるおうちがないワンちゃんは、可哀そうに殺されてしまうこともあるわけ。包丁なんかで人を殺す悪い人もいるけど、一生檻(おり)に入れられるよ。」などと答えるしかなかった。
もあちゃんは、「なあに?」の絶頂期にある。