鉄分とビタミンC

近くに住んでいるという「ありちゃんママ」という方から、連日励ましのコメントをいただいている。本当に有り難い。
内容はコメントを見ていただきたいが、愛犬ありちゃんは、白内障、緑内障、網膜剥離ののち失明。肥満細胞腫という悪性腫瘍の摘出、心臓が弱く呼吸困難で投薬中など、3歳から闘病を繰り返し何回も手術を受けている。
ありちゃんママは、「鶏レバーで鉄分を補給する際、ビタミンCを同時に摂取すると効果があるけれど、犬は自分でビタミンCを作り出すから添加しても仕方ないのかな?」というお話をいただいた。ネットで調べると、犬は自分でビタミンCを作り出し、ビタミンCは鉄分の吸収率をあげるようだ。
さらに調べていくと、鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄は肉・魚類で海藻・野菜・大豆といった非ヘム鉄より約5倍の吸収率がある。肉では馬肉が特に鉄分が多いことも分かった。しかしその一方で、鉄分は体内に過剰に蓄積されると臓器障害や癌の発生原因となることがあり、このあたりのさじ加減が難しいと感じた。
悶々とした気持ちでいたら、獣医師から電話があり、鉄分とビタミンB群が液体になった栄養サプリメントがあるので送ってくれることになった。ビタミンCはドッグフードに含まれていることが多いため特に必要というほどでもないが、多めに摂取しても黄色い尿となって排泄されるので問題はないとの話だった。
フレブルのプーちゃんの多飲多尿の状況は少し落ち着いてきた。しかも、パパを吠えるだけの気力も戻ってきた。関係者や知り合いの方々の善意やパワーをいただいている結果だ。

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コメント

  1. ジョージ より:

    はじめまして。
    ずいぶん前からブログを拝見させて頂いています。
    我が家にも今年8歳になる同じ犬種の犬がいます。
    プーちゃんの記事を見ては、
    「もしウチの犬がこのブログを読めたら、あまりの待遇の違いにショックを受けるだろうな…」
    と、半ば冗談ですが、そう思うほどプーちゃんはとても大事にされているな、素敵な家族に囲まれて幸せそうだなと感じています。
    この犬種には特に厳しい季節がようやく終わり、いい時期になってきましたね。
    我が家もそこそこご近所のようです。
    元気になったプーちゃんとお散歩ですれ違えたらいいなと願ってやみません。
    回復を心からお祈りしています。

  2. papa50 より:

    ジョージさん、コメントありがとうございます。また、ブログを読んでいただきありがとうざいます。
    フレンチブルドッグの愛嬌のある表情や仕草に夫婦揃ってすっかり参り、ケージの中で7ヵ月まで売れ残っていたプーちゃんをヒョウ柄のベッド付きで招き入れました。
    6歳のもあちゃんが生まれる5年ほど前のことなので、その思い入れは並大抵のものではありません(笑)。家族の一員となったことで、多くを教えられています。だから、できる限りのことをしてあげたいと思っています。
    貧血ぎみで肺にもダメージがあり、腫瘍(しこり)を削除する手術ができないという判断をしていますが、免疫力をアップさせて、最低でも1~2年位は一緒に過ごしていけると思っています。
    これからもあたたかく見守っていていただけたら幸いです。