日曜日の確定申告

世田谷に引越ししてから、徒歩圏内の北沢税務署で「確定申告」(個人の所得税を国に確定する申告)を行っている。例年平日に年休を取得して確定申告をしていたが、2月21日(日)と2月28日(日)に限って、確定申告の相談や申告書の受付をやっているというので、21日に行ってみた。
昨年は税務署のPCから申告書を作成し提出。翌年は自宅からe-Taxをやろうと思い、住民基本台帳カード(有効期限は3年)を作っていた。e-Taxをやるには自宅のPCへソフトのインストール(かなり手順が不親切で面倒)が必要で、また住民基本台帳カードのデータを読み込むICカードリーダライタの購入も必要だ。1年経過した現在、PCは新しくなり面倒なインストールをする時間は無く、カードリーダも購入していない状態だった。


それため税務署に行くことになったのだが、e-Tax用PCが1台だけあり、これで申請を行った。今回はもあちゃんを筆頭に医療費が10万円を超えたため医療費控除、今年から添付が必要になった株の配当金支払証明書兼支払通知書などが主な申告だ。
申請書の作成に際し、税務署の担当者が付き添って親切にやり方を教えてくれた。しかし、その担当者でも操作方法、ボタンの選択方法など頭を傾げる部分が数ヵ所あり、逆に同情してしまった。国税庁は良かれと思ってシステムを改修していくが、それが納税者のみならず税務署員の操作方法・感覚からもズレているのだろう。
確定申告書の中では、ママは「配偶者控除」、もあちゃんは「扶養控除」でそれぞれ38万円となっている。民主党の「子ども手当て」の支給は少し雲行きが怪しいが、支給の際にはこの扶養控除と配偶者控除の廃止されることになるという。実現すれば、所得からの控除額はぐっと少なくなるが、初年度(2010年度)は月1万3千円、次年度以降毎月2万6千円の支給は、子どものいる家庭は相当助かるのではないか。
ともあれ、日曜日の確定申告は、総じて快適だった。

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