ソフリエ・パパシエ

育児に積極的な男性を「イクメン」(育メン)と呼ぶことは、最近かなり市民権を得てきた。
父親支援のNPO法人「ファザーリング・ジャパン」代表の安藤哲也氏によれば、2007年頃ある広告会社が使用したというが、こうしたNPO法人や厚労省の「イクメンプロジェクト」などの活動の功績が大きいのだろう。
今朝のNHK「おやよう日本」では、「増えるおじいちゃんの孫育て」と題し、育児に関わりたいというシルバー世代が急増したと伝えていた。
育児するおじいちゃんを「ソフリエ」(祖父+ソムリエ)と呼ぶのだそうだ。子育て環境の改善のNPO法人「エガリテ大手前」(代表古久保俊嗣氏)が、ソフリエを認定する講座を考案した。現役のパパが受講すると、「パパシエ」(パパ+パティシエ)の称号が認定される。
育児に関わりたいおじいちゃんの中には、保育士のごとく近所の子どもまで面倒をみるおじいちゃんもいるらしく、これは「イクジイ」(育児+おじいちゃん)と呼ばれる。核家族化でおじいちゃんと遊ぶ機会が少なくなった今の子ども達にとって、祖父力の恩恵にあずかれることは何事にも代えがたい。
なお、おむつを始め家事育児に誇りを持って取り組むパパは「オムリエ」(おむつ+ソムリエ)という言い方もある。誇りを持って取り組んでいる女性なら「オムリエンヌ」だ。これは日本オムリエ協会の主張だ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする