鬼は子どもにとってとても怖い存在らしい。
週末、恵比寿三越に突然登場したナマハゲの「青鬼」。どうやら秋田県の催事の応援にやってきたようだが、青鬼に出会うやいなや、ワッと泣きだす子どもが半分以上はいた。
もあちゃんとて例外ではない。三越では怖いと言って店の外に出た。幼稚園でも節分の豆まきに鬼がやってくるが、年少の時の恐怖がトラウマになって、年中の時は幼稚園を休んだ。おそらく年長の時も休むのは間違いない。
さて、今日の朝日新聞(2013年6月4日朝刊)には「テキメン 鬼声アプリ」のタイトルで、スマホでしつけを行う親が増えているという記事があった。「おにから電話」のアプリは300万件のダウンロードが間近だそうだ。早速このアプリをダウンロードしてみたら、赤鬼のキャラクターが電話に登場し、ハスキーな声で言うことを聞くように仕向けるものだった。最後には「辛い鍋に入れて食べるぞ!」なんていうから、幼児にとっては怖すぎる。
「しつけをスマホに頼って良いのか?」というごもっともな意見もある。恐怖による一時的な効果だけでなく、何が悪いのかを理解させながら活用する、また親子で一緒に使いコミュニケーションの道具とする、などの提案が記事には紹介されていた。これもごもっともな提案だ。