無計画停電

週の初め、通勤電車の私鉄も営団地下鉄も通常の5割の運行で、その分車内も2倍位に混雑した。JR横須賀線など、完全に運休した路線もあった。会社では、日中の照明は消灯、エレベータも1/3の稼働にしていた。
ママが疲れからか、38度台の熱を出し吐き気あるというので、急きょ午後半休して薬や食品などを買って帰宅したが、行きつけのクィーンズ伊勢丹は運休の影響で社員が出社できず臨時休業、小田急OXでは一部の照明を消灯するなど、結果としてかなりの節電になっていた感がある。前日、節電啓発担当相に任命された蓮舫氏が節電の呼びかけを聞けば、会社も国民も積極的に取り組まざるを得ない。
だから電力予測を見誤ったのか、予定されていた「計画停電(輪番停電)」情報が二転三転して混乱した。世田谷区は第4グループ、13時50分~17時30分までの時間に停電の予定だったが実施されず、夕方に関東の一部地域での実施にとどまった。しかし、東京電力が15時に発表したグループ分けのリストには、今度は世田谷区のこのエリアは入っていない。できるだけ停電を避けたい気持ちは分かるが、これでは計画停電どころか「無計画停電」だ。
そもそも電気が足らなくなったら、西日本から送電できないかという議論もある。しかし、50Hzと60Hzの周波数の壁があり、パパの生誕地の佐久間(電発/30万kw)、新信濃(東電/60万kw)、東清水(中電/10万kw)の周波数変換所を使っても最大100万kwの変換能力、これは原発の1基分でしかない。明治時代、関東ではドイツ50Hzの発電機、関西では米国の60Hzの発電機を導入したことが、東西で周波数が異なる所以だ。
今日は、福島第一原発1号機に続き、3号機も水素爆発した。さらに2号機の原子炉内の冷却水がほぼなくなり、燃料棒がすべて露出したという。最悪の事態だけは避けてもらいたいと、元電力マンとして願う。

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