毎年、確定申告は自宅から2分程度の北沢税務署で行ってきたが、今年から申告書の作成・提出会場が渋谷駅から8分の六本木通り沿い「ベルサール渋谷ファースト」に変わってしまい不便になった。
そこで一念発起して、「e-tax」でやることにした。これは税務署に行かなくても、自宅のPCからネット経由で手続きができる電子申告・納税システムで、以下のメリットがある。
①最高4,000円の税額控除(初回のみ)
②確定申告期間中は、自宅などから24時間提出
③添付書類(源泉徴収票、医療費領収書)提出の省略
④紙の申告より還付が早い
意外と知られていないが、e-taxを始めるには「住民基本台帳カード(住基カード)」をあらかじめ取得しておくことが必要だ。さらにその住基カードを読み取る「ICカードリーダー」の準備も必要となる。ICカードリーダーは、接触式、非接触式があり、NTTコミュニケーションズ、シャープ、ソニーなどから発売されている。店頭価格では、2,480円~2,980円がプライズゾーンとなっている。ちなみに購入したのはSONY 非接触 ICカードリーダ/ライタ USB 対応 パソリ RC-S370だ。e-taxだけでなく、EdyチャージやSuicaなどのICカードの残高や履歴を表示できるものだ。
サラリーマンの確定申告で多いのは、通常は医療費控除か。株の特定口座(源泉徴収ありの場合)で損失があるときや不動産売買をした時などは追加で申告することになるが、期間中何時でも自宅からできるe-taxは手軽で便利だ。子どもの医療費は、乳幼児医療証があり医療費がかかっていないので、通常は申告する内容はない。
先週、e-taxによる確定申告が終わり、ホッとしている。