ゆるキャラ「やなな」

岐阜市に住むもあちゃんの従兄弟たちと駅ビルで食事をし、岐阜駅の改札口に向かったところ、段ボールを被った奇妙なキャラクターに改札口で出会った。
そのキャラクターが「やなな」だ。岐阜市の繁華街・柳ケ瀬商店街の非公式ゆるキャラで、柳ケ瀬にあるマーメイドの銅像をモデルに、頭に商店街のアーケードを模した段ボールを被っている。決めのポーズはマーメイドだ。
ブログ「段ボールでごめんなさい…。」によれば、柳ヶ瀬と岐阜の枝豆が好物で、頭の段ボールの形状や色使いから、「かまぼこねーちゃん」、「生ビール」、「食パン」などと呼ばれるらしいが、「やななは段ボールやなくて、箱入りむすめなのに･･･」ときっぱり否定している。
地元岐阜生まれの恒（こう）くんママのＫちゃんは、実は「やなな」は2009年のゆるキャラランキングで1位を獲得している有名キャラだと教えてくれた。この日も東京の日本橋高島屋での「ゆるキャラカーニバル」に参加してきた帰りだったようだ。その証拠に「銀座のいちごケーキ」のお土産を携えていた。
もあちゃん、柚（ゆう）くん、恒（こう）くん達は、最初はポカ～ンとしていたが、こども心にその状況を感じ取って「やなな」と握手して記念写真を撮り、「やなな」を紹介するチラシをもらった。東京での仕事帰りでお疲れのところ、嫌な顔ひとつしない段ボールスマイルでどうもありがとう！
「やなな」は、これまでにないゆるキャラの常識を覆した外見が最大の魅力だろう。全部を着ぐるみにせず、頭部だけに段ボールを被ったこと自体、ズバリ頭を使っている（笑）。さらにダンスが特技でパフォーマンスも派手というから、イベント映えしてファンが多いのもうなづける。
「やなな」のマネージャーの中には、岐阜美少女図鑑モデルの現役女子高生「ドキンちゃん」がいる。これも話題を呼ぶ仕掛けだ。キャラクターはその背景になるストーリーが命。顔も命。そしてマネージャーも命、ということなのだろう。「やなな」さん、応援しとるよ！　でもまだ猛暑だから、保冷剤などで熱中症対策は万全を期してください。
☆やななの公式ページ
「柳ヶ瀬商店街非公式キャラクター　やなな　in 岐阜」
☆やななのブログ　「段ボールでごめんなさい…。」
☆やななのTwitter　「yanana」