笑いのツボは人によって違う。
娘は、気比の松原の波打ち際で自分が足を取られて転んだ映像を見て大笑いし、エビ反って壁に後頭部をよくぶつけている。
磐田市のSおじさんは、羽根木プレーパークを散歩した際、『蚕いりませんか?』という貼り紙を見つけてうけていた。蚕を飼っていたら200匹以上になり、“近所に桑の木のある方”は育ててみませんかと提案していた。しかし、この界隈で桑の木を育てている人はいない。
また、Sおじさんは、プレーパーク内に無造作に置かれたアップライトピアノに南京錠が取り付けられているのを見て、大笑いした。ピアノの調律や鍵部分の製造に関わった仕事柄、ピアノに南京錠とは意表を突かれた感じだったのだと思う。
papa50は、『ベーゴマ&くぎさし大会』のタイトル幕を見て笑ってしまった。ベーゴマとくぎさしの組合せの妙、5寸釘を10円で購入してくぎさしするストレートで郷愁的な遊び…。幕の下には「救急箱あります」と書いたベニヤの告知がある。
ここで笑わない人には『福は来ない』と、くぎをさしおきたい気分だ。