不育症

11/4(金)のNHK「ニュースウォッチ9」を見ていたら、不育症のニュースをやっていた。
これまで、流産を重ねる不育症の原因の多くは「不明」とか「胎児の染色体異常」などとされてきたが、皆目判らない状況から徐々に原因が特定でき始めているという。
テレビに出ていた喜多さん(34歳)の場合は、胎盤の血液が固まって血栓ができ、胎児に酸素や栄養が届かなくなり流産する症状だ。この場合、脳梗塞などで使う血を固まりにくくする「ヘパリン」を注射することで改善できるという。
しかし、問題は病気であるのに保険対象外で、治療には週3万円の経費がかかる点だ。仮に30週注射を打てば90万円かかることになり、家計への負担は大きい。
不育症専門医は少ない。番組で紹介されていた病院は「杉ウイメンズクリニック(横浜市港北区)」 で、不育症専門クリニックで遠方から患者が通い、何ヵ月先まで予約で一杯だという。
不育症に悩んだ人の85%は、元気な赤ちゃんを産んでいる事実がせめてもの救いだ。

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コメント

  1. にこママ より:

    子どもをもっと増やしたいなら、不妊治療とか不育症治療は保険が降りてもいいですよね・・・・。
    ってか、出産も保険で賄えないということを出産して知りました。
    まあ、一時金とかありますが。
    今の妊婦さんは検診もタダになったので(世田谷区は)よかったですよね。私のときは2回分しかタダになりませんでした・・・・。
    子どもが生みやすくて住みやすい世の中になりますように・・・・。

  2. papa50 より:

    高齢出産ということもあり、出産ではがんばって個室にしたら、一時金で賄えるどころか足が出ました(笑)。
    それは仕方ないにしても、妊娠~出産までの検査やそれらにかかる費用は、無料、補助、保険などの制度がないと、少子化に歯止めはかからないと思います。